いつもの行きつけの散髪屋に日本人を連れて行った
今、会社に1人学生の子が1ヶ月ほど就業体験としてインターンシップに来ています。
それと、僕の友達が一年間エンジニアでインターンシップもしています。
彼らが散髪に行きたいというので、僕の行きつけの150円ローカル散髪屋に連れて行ってあげました。
そう、いつものおっちゃんの散髪屋です。
1人目のエンジニアくんのほうは、いつも通りさっぱりと散髪してくれて、本人も大満足の出来でした。
そして、2人目も順調に切り進み、いい感じに完成しました。
ほとんどお任せでカットを頼んだけど、ちゃんとそれぞれの輪郭や顔に合った髪型にしてくれていたので、さすがプロのカットおじさんだなと思いました。
しかし、ここから事件が始まる。
おじさんが、突然ドヤ顔でヘアアート(坊主にカミソリで絵をかくやつ)の写真を見せて来て、これ俺がやってんでと言って来た。そして、こいつの頭にTOKYOと書こうかと言い始めたのです。
おじさんも冗談で言い始めたんでしょうけど、全員関西人の僕らの中で悪い盛り上がりができてきます。
え、それおもろいやん?って。。。
そして、せっかくベトナム来た記念やしやってもらえよってなりました。
しかも、本人もTOKYOじゃなくてOSAKAにしてくださいというノリノリっぷり。
ということで、突然始まったのです。OSAKA刈りが。。

始まりはこんな感じ。普通にいい感じの後頭部ですね。
さっそくスタート!!
紙に書いた文字を確認して、何度もイメトレしながら彫り始めます。

Aを彫ってますね〜
おっさんが頑張って彫り進めて行く様子は横で見ていて、まじで面白い。笑
しかし、この真ん中のAを彫った時点で横から見ている僕たちはやばいと感じた。だってAがめっちゃ左によってるもん。これは、どうなる!!??
プロだからやっぱりうまくいけるのか!??
結果。

SAKA、、、
SAKA!!!!
やっぱり、恐れていたことが起こってしまったよ。左のスペース足らないと思ったもん!!
こっからおっさんがOをどうやって彫るか試行錯誤して考え始めます。
色々イメトレしたり、試してみた結果、最終的にこうなりました。

上!!
Oは上に置いちゃったよ!!
しかもOが下手だから、丸が上にあるようにしか見えないわ!!
これでおっさんは満足したらしく、満面の笑みで「オーサカ〜〜」って言ってました。
ごめん、後輩くん。
これはほんまに可哀想やわ。そして、ごめんやけど面白すぎる。横でずっと爆笑してました。
ベトナムで頭にOSAKAを刻んだ男はこれからどのように成長していくのでしょうか?
楽しみですね。
皆さんも頭に文字を刻みたくなったらベトナムに来てください。
僕がプロの文字彫り師(現在練習中)をご紹介します。
もちろん、文字を彫っても150円の変わらない値段です。超お得ですね!これは行くしかない!!
そんじゃ、今日はこの辺で。
またね〜