僕がベトナムに1年間住んでいて衝撃を受けた出来事ベスト3を聞いてくれ!!!

ベトナム

森大樹のベトナム1年間で衝撃的を受けた出来事ベスト3

皆さん、こんばんは。

ベトナム大好き芸人のたいきです。

これだけ、ベトナム愛を謳っている僕ですが、実は今日10月12日ベトナムに来てちょうど1年を迎えたのです。

いわば、僕とベトナムの記念日!!!

今日はそんなめでたい日なわけですが、そんな日を目前にした昨日僕はある質問を受けたのです。

それは、ベトナムに来て半月ほどの青年から。

 

「たいきさんは、それだけ長い間ベトナムに住んでいるわけですけど、今までで一番衝撃的やったことってなんですか?」

 

そう聞かれて、僕は困惑した。

 

「あれ、僕の一番衝撃的やったことってなんやろ??」

 

結局、すぐにはその質問に答えられなかったんです。

これだけ住んでいながら、僕は何が衝撃的だったか全然思い出せなかったのです。

それでハッとした。

 

「あれ、僕ってベトナムに長い間住んでるけど、あんまり自分の経験を振り返れてないやん」って。

 

日々の生活が忙しくて、楽しくて、振り返る時間がなかったのは間違いないんですけど、そんなこと言い訳でしかない。

悔しくて、恥ずかしくなった僕はすぐさま今までの1年間の日記ブログとスマホの写真フォルダを見返した。

そして、僕にとって衝撃的な出来事がなんだったのか、改めて考えてみた。

 

考えること1分弱!!

 

まとまりました。この1年間で衝撃を受けた出来事ベスト3が!!!

ということで、3位から順番に発表していきたいと思います。

ちなみに、これは楽しかった出来事ランキングではありません。あくまで衝撃を受けた出来事です。

それじゃあ早速いきましょう!

第3位:辛さと好奇心の葛藤に苦しみながら、食らいついた初めての犬肉!!

これを第3位に入れるかどうかは、正直迷った。

だって、ハノイにいる日本人で犬の肉を食ったことのある人間なんてそんなに珍しくないから。

それでも、僕にとっては衝撃的だった。。。

僕は、子供の頃から犬と触れ合って育ち、犬を愛して育ちました。

そんな僕にとって友達、いや家族同然の犬を食べるという発想がまずありえなかった。

それは、「おすぎとピーコ」のおすぎがピーコを食べるような感覚であったに違いない。(僕がおすぎで、犬がピーコ

しかし、僕は同時にピーコを食べてみたいという、底知れぬ好奇心があったのです。

確かに初めは迷った。

めちゃくちゃ抑えきれないほどの好奇心はあるけど、僕は本当にピーコを食ってもいいのか?

だが、開き直った。

 

「ピーコだって、牛や豚と同じだ。食べられるために育てられている以上、他の肉を食べることと変わりない。

だから、ピーコだって食べていい。」

 

その結論に至った僕は、ピーコを食べるために動きだす。

食べると決めたら、今すぐにでもピーコを食べたい

それも、どうせ食べるんだったらちゃんと美味しいピーコを食べたい。

 

「じゃあ、ピーコが大好きなベトナム人に食べさせてもらったらええじゃないか!!」

 

そう閃いて、すぐに周りのベトナム人に聞いてまわった。

結果、ピーコ大好きの友達の家に招待してもらい、ピーコを食べることになったのです。

ついに人生初のピーコ。

登場!!

ピーコおおおおおおおおおおおおお

跡形もねえ。

手前がもも肉で、奥の黒いのが内臓ソーセージ?的なのです。

正直ちょっと臭い。いわゆる獣臭ってやつ。

でも、想像してたのとはちょっと違う。思ったより美味しそう。

 

「こんなのピーコって言われなかったら、誰も気づかんのちゃう?」って思いました。

 

でも、これがピーコやと知ってる僕にとっては一口目はすごく辛かった

涙が出そうになった。

いや、もしかしたら出ていたのかもしれない。それくらい僕にとっては辛かったのです。

でも食べてみたらびっくり。

 

「あれ、美味しいやんピーコ。臭みはあるけど全然いける。なんか鶏肉に牛肉の旨味をぐっと加えて臭くした感じ?」

 

結局、僕は好奇心を抑えきれずピーコを食べたのでした。

でも、内臓はえぐみがひどすぎて食べられませんでした。

これをきっかけに美味しさに気づいた僕は、普通にピーコを食べられるようになったのでした。

人生で初めて泣きそうなほど悲しい思いをしながらご飯を食べる経験、そして新しい味、感覚。

そして、僕に生き物の命をいただくということの尊さを改めて教えてくれました。

愛しい動物である犬を食べることも、家畜として買われている牛や豚を食べることも、他の動物の命を頂戴していることには変わりないです。

改めて、普段食べている肉(動物)にも感謝するようになりました。

 

「命をありがとう。」って。

 

そういう意味で、すごく僕に衝撃を与えた出来事でした。

第2位:社会主義のリアルを目の当たりにした、反政府デモと暴動の恐怖

これは、ちょっと真面目な話。

純粋に怖かった。これは人生トップレベルの恐怖かもしれないです。

時を遡ること、約4ヶ月前かな。それはハノイが暑くなり始めた時期でした。

とある週末、ふと「一人でホアンキエム湖に行ってブラブラしたいなあ」と思ってバイクを走らせて行きました。

実はその時期は少し国の政策が批判されている時期でした。

その政策は中国にベトナムの土地を長い期間、貸し出すというものでした。経済特区みたいな感じかな。

(これはあんまり詳しく知りません。多分そんな感じ。)

それで、中国が大嫌いなベトナム人の多くはこの政策に大反発が起こしていました

僕の周りのベトナム人たちも怒り狂っていたんですが、都市部ではあまりの反発でデモも多発していました。

そんな週末、大使館からは、

 

「ハノイのホアンキエム湖で大きなデモが起こる可能性があるから、在越日本人は危険なので近寄らないでください。」

 

というメールがありました。

しかし、僕は「まあいけるやろ精神」で、あまり気にせずにホアンキエム湖へ行ったのです。

途中までは一人で楽しくブラブラとホアンキエム湖を満喫していたんですが、なにやら騒いでいる集団たちを発見。

あらあら、何をしているんでしょうか。

ここで、ふと思い出します。

 

「あ、そういえば今日デモしてるって言ってたっけ。。。もしかして、これってデモしてるのかな?」

 

しばらくその集団から少し離れて観察してました。完全に好奇心です。

リュックサックを背負った人がおそらくリーダーです。

彼を中心としてみんなで、

 

「ベトナム◯×△■◇◯×(何かよくわからん言葉)!!!」

 

って叫んで歩いて回ってるんですよ。

周りの人間は、僕みたいに面白がってスマホで撮影している人もいれば、一緒になって叫んでいる人もいる状態。

 

「なんかやべえなあ。これがベトナムのデモか。。僕も「ベトナム最高!!」とか言って中に混ざっていってやろうかな」

 

とか呑気に考えていたその瞬間。

突然、若い男がデモに乱入してきてリーダー格の人間に殴りかかりました。

もちろん、抵抗するリーダー。

それをきっかけにして、周囲から男が大量に流れ込んできて、一緒にリーダーを殴りかかります。中にはデモに参加していたような人もリーダーを殴り始めます。

もう頭の中はパニック状態

 

「いったい何が起こっているんだ!?」

 

男はビリビリに服を破かれて、引きずり回されます。それを周囲で見てスマホで撮影している人間もいれば、騒いでる人間もいる状態。

悲鳴と怒声があたり一帯を埋め尽くします。

リーダーの男は間も無く失神したようで、車に乗せられてどこかへ運ばれて行かれました。

当時は何が起こったのか、すぐには判断できませんでした。

さらに、それで落ち着くのかと思ったら次は周囲の人間も突然ボコボコにされ始めます

男性も女性も関係ない。

殴られて、引っ張られて、連れて行かれる。

男3〜4人掛かりで女を追っかけて捕まえて、ボコボコにして連れて行く。

地獄のような光景。

僕はどうすることもできず、自分もやられるかもしれないという危険を感じて、距離は置いて遠目から状況を唖然として見ています。

しかし、少し落ち着いてその状況を見てみると、

 

デモに参加していた人間が全員殴られて捕まえられていってるんです。

 

ボコボコにしている人たちは公安や警察の制服は着ていない私服の人たちです。

だからすぐには気づかなかったけど、これはおそらく政府側の人達が政府に反対するデモを起こした人間、参加した人間を殴って捕まえていってたのです。

捕まえられた人たちは、バスのような大型車にまとめて乗せられてどこかへ連れて行かれました

その大型車の誘導をしていたのが、公安の人たちだったので、まあ政府側の仕業で間違いないでしょう。

僕は、デモには参加していなかったので大丈夫だったようです。

(いやあ、ふざけてデモに混ざらなくてよかった・・・。)

その光景はおよそ日本で見られるものではなく、とてつもない恐怖を感じました。

そして、これがベトナムという社会主義国の一面でもあるのだなと痛感しました。

政府に反対する思想を持つ者、活動を起こす者には容赦しないのです。

それまでベトナムの良い面ばかり見てきた僕にとっては、本当に衝撃的な出来事でした。

第一位:水平線まで赤一色に染まる異様な光景。サッカーU23アジア杯決勝戦。

やっぱりこれが一位かな。

これは今年の1月くらいの出来事です。

ベトナム人は国技がサッカーともいえるくらい、サッカーが大好きです。

そんなベトナムですが、今までは国としてサッカーはあまり強くありませんでした。

それは、日本にいる皆さんでもサッカーの国際大会でベトナムという名前を聞かないことからもわかるんじゃないでしょうか?

しかし、最近ベトナムの若い世代はかなりサッカーが強くなってきてます。

そしてついに、その1月頃に開かれたサッカーのU23アジア杯でベトナムは決勝戦まで進んだのです。

じつは、その準決勝の時点からベトナムでは大騒ぎ

準決勝は平日の15時スタートだったんですが、ほとんどの会社が15時に業務終了してサッカー観戦をしていました。

僕の働いている会社も当然のごとく、会社で観戦してました。

そんな準決勝に勝った直後の道路の様子がこれです。

そこら中でベトナム国旗を持ったバイクが走り回り、みんなで騒いでます。

掛け声は、

 

「Việt Nam Vo địch(ベトナム優勝)!!!」

 

まじでみんなでそれを一斉に叫びます。

歩道ではベトナムを国旗を持った人たちがバイクに道路に向かって合言葉を叫びます。

さらに、鍋やフライパンをガンガン叩いて音を鳴らしまくってます。

鍋とフライパンはこの後の決勝戦でも叩かれまくったので、このサッカー決勝戦騒ぎのおかげで、鍋とフライパンが大量に売れたのであった。。。

鍋屋はぼろ儲け。

とにかく、この凱旋パレードで凱旋している人のような気分を味わうという面白くて楽しい経験ができたのです。

そして、ついに決勝戦当日。

Mỹ đìnhに大きな国立競技場があって、そこでライブビューイングが行われていたので、それにベトナム人の友達と参加しました。

試合前から、会場の周りでは大量のベトナム国旗がかざされています。

えげつない人の多さ。若い!!うるさい!!!

ハノイの若者の多さを改めて痛感しました。

さらにスタジアム内はこの様子。

やばいやん。

ほんまに一面が真っ赤です。ベトナム国旗だらけ。

スタジアムの外も中も一面真っ赤で、まさに水平線見渡す限り真っ赤でした。

ある意味では恐ろしい光景でもあり、興奮を抑えきれません。

とにかく、僕はベトナム国旗の服を着て、ベトナム国旗を振り回して、「Việt Nam Vo địch(ベトナム優勝)!!!」と叫びまくって、全力で応援しました。

正直、めちゃくちゃ楽しかったです。

得点を決めた時なんて、えげつなかったですよ。

会場内で花火が打ち上がってましたからね。

結果的に試合は負けてしまったのですが、ベトナム人たちの愛国心を強く感じた素晴らしく楽しい経験だったと思います。

大変やったから、もう一回したいとは思わないけどね。。。

こういうのは一回経験するので十分です。

とか言いつつ、また決勝に行ったら同じように騒ぐんでしょうけどね。

そして、印象に残ったのは多くのベトナム人から

 

「ベトナムをこんなに一生懸命応援してくれてありがとう。」

 

って言われたことです。

なんか、自然と自分の国のことかのように楽しんで騒いでたんですが、改めてそうやってお礼言われるとちょっぴり照れ臭かったです。

とにかく、人生でそれまで経験したことがないのは間違いなくて、最高に衝撃的で楽しい出来事でした!!


以上、僕のベトナム1年間で印象に残った出来事ベスト3でした。

もっと考えたり、日記を見返したら色々面白い話は出てきそうですが、とりあえずはこんなところでお願いします。

また、思い出したら記事にして紹介しようかなと思います。

ありがとうベトナム。

そして、

これからもよろしく!!